218:名無しNIPPER[saga]
2016/12/20(火) 00:51:10.26 ID:vYhwAq/BO
「仕留め 損ねた か」
(くそッ!もう一匹いたのか!!)
街灯の光が、蠢く灰色を捉えた。
穴の奥に潜み、油断したところを一突きにするつもりだったのだろうが失敗した。
原因は、街灯の光。
本来であればこの程度で怯むことはないが、このオークは他三体とは違い暗がりにいた。
そこへ突然の光。
それによって怯んでいなければ、間違いなく二人諸共串刺しになっていただろう。
未だ目が慣れていないのか、オークは僅かによろめき壁に手をついた。
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