116:名無しNIPPER[saga]
2016/11/28(月) 03:01:40.70 ID:Ybh2kIgrO
同期する一の杖が、かたかたと震えている。
何も言えぬ所持者達の代わりに、杖が訴えているようだった。
皆が一様に顔を伏せ、超高熱に焼かれる魔導師の姿から目を逸らす。
符術師も目の前の光景を直視出来ず、堪らず目を逸らしてしまった。
「かッ…は…」
魔女が、短く息を漏す。
異変に気付き目を戻すと、魔導師と魔女が重なっていた。
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