【ラブライブ!】スクールアイドルを始めるらしい
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190:以下、名無しのかわりましてSS速報VIPがお送りします[sage]
2017/12/06(水) 18:26:40.33 ID:nSQO03dbO
エタってる〜
191: ◆XxLp/boApQ[saga]
2018/01/04(木) 11:38:14.29 ID:8Yd2JhWKO
朝の件は何だったのか。
対決、我が校のスクールアイドル事情のあれこれに加えて謎の不良。そろそろ私の心労がキャパを越えてくるのではないかと思う今日この頃。
物思いに耽り続けいつの間にか午前の授業は終了。驚愕した私である。ノートはとってたみたいだけど絶対頭入ってないね。復習しておかねば。
に、してもだ。
192: ◆XxLp/boApQ[sage saga]
2018/01/04(木) 11:39:19.15 ID:8Yd2JhWKO
深羽「……なにかあるの?」
芽衣「うん。昼休みに勧誘しようと思って」
193: ◆XxLp/boApQ[sage saga]
2018/01/04(木) 11:40:15.67 ID:8Yd2JhWKO
深羽「分かった。お昼はいいとして……そのターゲットって?」
芽衣「あぁ、うん。ちょっと待って」
194: ◆XxLp/boApQ[saga]
2018/01/15(月) 05:10:19.46 ID:kP9MRK6k0
芽衣「アイドルをやるからにはやっぱり見た目は大事だし、この子楽器やってるみたいだし、力になってくれそうじゃない?」
晴香「勧誘……こ、このレベルの女の子を……」
195: ◆XxLp/boApQ[sage saga]
2018/01/15(月) 05:11:34.17 ID:kP9MRK6k0
○
早めにお昼を済ませて一年生の教室が並ぶ階へ。
196: ◆XxLp/boApQ[sage saga]
2018/01/15(月) 05:12:38.79 ID:kP9MRK6k0
芽衣「深羽はもう有名人だし。ほら、アレ見て」
コレの次はアレ。何だろうかと、視線を芽衣が指で示した先を見てみる。
197: ◆XxLp/boApQ[sage saga]
2018/01/15(月) 05:13:28.25 ID:kP9MRK6k0
芽衣「今気づいた?」
深羽「……ウン」
198: ◆XxLp/boApQ[sage saga]
2018/01/15(月) 05:14:45.93 ID:kP9MRK6k0
深羽「はい、何ですか?」
歳下の一年生の教室が近いとはいえ一応見知らぬ人。敬語を使い対応。声をかけてきたのは声の印象通り、大人しそうな女の子。眼鏡をかけたしっかりしてそうな子で、よく見るとかなりかわいい。
暗い、黒髪に近めな緑色の髪を後ろは短めに切り揃えていて前髪は目の辺りの長さで自然に流している。おでこをちょっと見せるように髪を上げているバツ印に交差してとめてあるヘアピン、眼鏡と小物が目を引くお洒落さんだけど、色が大人しいからかパッと見は結構地味めだ。
199: ◆XxLp/boApQ[sage saga]
2018/01/15(月) 05:15:55.07 ID:kP9MRK6k0
芽衣「――二人とも黙っちゃったよ」
晴香「あはは……」
それをちょっと後ろから見てた二人が、苦笑しつつ前へ。私の横へ並ぶと女の子の姿を見る。すると声に反応して、女の子が下へ向けていた視線を上げた。
200: ◆XxLp/boApQ[sage saga]
2018/01/15(月) 05:17:00.63 ID:kP9MRK6k0
突然響く声に、多分この場にいた四人全員驚いただろう。爆竹でも投げつけられたみたいに至近距離で炸裂した大声にビクッと身体を揺らし、みんなが会話を中断してそちらを見る。
芽衣に負けず劣らずちっさい女の子が、キラキラ輝く目を私達へ向けていた。学年は一年生。緩めに制服のリボンを結び、セーラー服の上から灰色のパーカーを羽織っている。検査に引っ掛かりそうなアレンジだが、だらしない印象はなく、むしろスポーツマン的な活発で爽やかなイメージが強い。
髪は例の勧誘ターゲットよりもちょっと暗めの金色で短めのポニーテール。癖があるのかこめかみ上ぐらいの一箇所がぴょこんと跳ねている。
明るさ元気さに溢れた大きな目、まだまだ子供っぽい幼めな顔立ち――おぉう、この子もレベル高い。芽衣がクールなかわいい猫タイプだとすると、この子は小型犬的な人懐っこそうな可愛らしさがある。
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