桐生「アイドルの……プロデューサー?」 社長「うむ」
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19: ◆I53lPPif0o[saga]
2016/11/11(金) 04:35:09.82 ID:sMXyIfIPo
社長
「そんなときだ。澤村遥というアイドルが現れたのは。私は陰ながら彼女を守るために動くことにした、それが風間さんへの恩返しになると信じてね。ただ、関西はなかなか手が出しにくく……最後の最後で、また一足遅かった。あの刑事が間に合わなければ、遥くんがどうなっていたか……」

桐生
「………………」

社長
「頼む。私にはあまり力がない。今回のことも、私はあまり役に立てなかった。だから今度こそ……君と共に戦わせてほしい、桐生くん」

桐生
「…………それが……それが遥の為なら……俺は、戦うぜ。あんたの話を全部信じられた訳じゃねぇ……だが、ここで逃げることは……したくねぇからな」

社長
「わかった。君の信頼は私の今後の行動で勝ち取ろう。これからよろしく頼む、桐生くん!」

桐生
「……はい。よろしくお願いします、社長」

ちひろ
「ふぅー……でも、まだ問題は山積みなんですけどね……」

小鳥
「そうね……まずは桐生さんに、プロデューサーとしての仕事について教えて行くところからだから……」

社長
「大丈夫! 私の目に狂いはない! 力を合わせて頑張ろうじゃないか!」

笑う高木社長に冷ややかな視線を向ける千川と音無。

アイドルのプロデューサーなんて、柄じゃないとは分かっているが、それでも……。

遥に手を出す奴は、一人残らずぶっ潰す。


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