桐生「アイドルの……プロデューサー?」 社長「うむ」
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18: ◆I53lPPif0o[saga]
2016/11/11(金) 04:34:43.02 ID:sMXyIfIPo
ちひろ
「あの夜の、T-SETとのライブでの行動。それが気に食わない人たちはやっぱりいますから……遥ちゃんを探しているような動きが何度か見られているみたいです」

小鳥
「外には逃がしてくれそうもありません。なので、今は残るより他にはありませんね」

桐生
「…………チッ!」

社長
「正体不明の敵……それを相手にするのはいくら君でも簡単なことではないだろう? そこで君にはプロデューサーをやってもらいたい、ということなんだ」

桐生
「なに? どういうことだ?」

社長
「敵がどこにいて、どこから来るのか分からない……それならいっそ敵のいる方に君から入っていけば良い」

桐生
「………………そういうことか」

社長
「私は君という人材を確保でき、君は遥くんの平穏の為に戦える。……悪い話ではないと思うんだがね?」

桐生
「……なんでだ? 俺はアイドルのプロデューサーなんてやったことはねぇ。遥のことも、失敗すればあんたらを危険に晒すかもしれねぇ。……あんたらのメリットが無さ過ぎる。それに……なんであんたは、伊達さんが遥を隠したことを知っているんだ? 伊達さんは優秀な刑事だ、下手を打つようなことはしねぇ」

社長
「…………私はね……風間さんにどれだけ返しても返しきれない恩を受けてしまったんだ。それなのに、風間さんが生きている間に返すことは叶わなかった……それどころか、風間さんの大切にしていた、錦山……澤村……二人を失ってしまった。その後もそうだ、何か起こるとき、私が知るのはいつも全てが終わってからだった」

音無
「社長……」


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