【ラブライブ×ポケモン】穂乃果「オトノキ地方を旅する!」真姫「Part2よ!」(再)
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61: ◆EvBfxcIQ32[saga]
2016/11/15(火) 22:34:52.02 ID:M0CDbCrc0

―――シュウウウゥゥゥ

穂乃果の声に呼応するように、何処からともなく現れた水流がオーダイルの体を球形に包む。

そして、オーダイルからオレンジ色の光が発せられた次の瞬間、水流は一気に高熱の蒸気となって弾け飛んだ。

「い、いったいなにが……?」

突然のことに面食らうも、涼はその衝撃に持ちこたえる。目の前で起きた爆発、それに似た現象を彼女は知っていた。

水蒸気爆発。水が高温の物質に接触することで気化されて起こる、爆発現象。

かつて涼は、それに似た技を使うポケモンに会ったことがある。
しかし、その技はそのポケモンにしか使えるはずがなく、そもそも今のは技と呼ぶにはあまりにも威力が低すぎる。
不可解な点はいくつもあるが、今は自分の仕事に専念することにした。爆発によって巻き起こった蒸気で相手の姿は確認できない。しかし、涼のゴルーグにとって、それは関係のないことだった。

涼「ゴルーグ、シャドーパンチ!」

ゴルーグの両腕から、半透明の黒い拳が飛び出す。敵の回避率に関係なく、敵の現在地を正確に捉える必中の技、シャドーパンチ。その拳はまるで巨大な矢の如く、煙を払いのけなが、その中心を射抜く。

ドゴムッ!

命中の音と確かな手応えを感じ、涼はほくそ笑む。しかし、煙が晴れてオーダイルの姿を確認した瞬間、息を飲んだ。
まず目に入ったのはオレンジ色。普段水色の表皮は赤に近い橙色へと変化している。いや、それだけならまだしも、そこの周囲には陽炎が揺らめき、絶えず蒸気に包まれている。つまりは、その表皮からは高温が発せられていた。
そして、オーダイルの特徴の一つ。頭にある王冠のようなヒレが、中心から右にずれ、斜めに傾いている。それは、何処かトレーナーである、穂乃果のサイドテールを思わせた。

全く見たことのない、オーダイルの亜種。それが、ゴルーグの巨大なシャドーパンチを、片腕で受け止めていた。

涼「な……んだ?それは……!?」

涼(メガシンカ?いや、そもそも彼女はキーストーンもメガストーンも持っていない!いったいなにが……)

穂乃果「こうそくいどう!」

涼「! しまっ」

穂乃果の叫びに我に返り、咄嗟にゴルーグに指示を出そうとする涼。しかし、オーダイルは既にモーションに入っている。シャドーパンチを払いのけ、こうそくいどうで瞬時にゴルーグに接近し懐に入る。

穂乃果「アクアテール!」

オーダイル「ダィィイ!」

オーダイルの最強技、水を纏った巨大な尾の一撃が、ゴルーグに叩き込まれる。その威力に、ゴルーグはバランスを崩し、地響きをあげながら後ろに倒れた。
ゴゴゥッ!地響きとともに土煙が上がる。涼は目を疑った。アクアテールは確かにみずタイプの中でも高威力の物理技ではある。しかし、だからと言って330sもの巨体を持つゴルーグの体を押し倒すほどの威力があるとは到底思えない。
それほどまで、あのオーダイルのパワーが上がっているということ。

涼「ゴルーグ、大丈夫か!?」

ゴルーグ「ゴル……」

ボボッ!

ゴルーグ「ゴルゥ!?」

突然、ダメージを受けたかのようにゴルーグが怯む。それはトレーナーなら一度は経験したことがある現象。

涼(これは……やけど?バカな!いったいいつから……!?)






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