多分、素直になると、死んでしまう病気(艦隊これくしょん)
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2: ◆vMSeYbSya.[saga]
2016/10/17(月) 01:43:09.53 ID:kQreYH8g0
叢雲「それ、一人で終わらせておきなさいよ。いい? じゃ、みんな帰りましょ」

曙「反省することね。ま、クソ提督には無理かもしれないけど」

満潮「二度とこんなミスしないで」
以下略 AAS



3: ◆vMSeYbSya.[saga]
2016/10/17(月) 01:45:33.52 ID:kQreYH8g0
――数時間後 執務室の扉が開いた

叢雲「……まだやってんの? ほんとダメなんだから……」

叢雲「哀れになってきたから、手伝ってあげる。……なによ、言いたいことがあるなら言えば?」
以下略 AAS



4: ◆vMSeYbSya.[saga]
2016/10/17(月) 01:48:10.71 ID:kQreYH8g0
叢雲「……そういえば司令官、夕食の時にいなかったけど……。はあ? 何も食べないで仕事してるわけ? ……仕方ないわね……」

叢雲「特別に、私が夕餉の用意をしてあげる。感謝しなさいよ?」

――叢雲が食事を用意してくれた。彼女は自分が食べる姿をじっと見ている。
以下略 AAS



5: ◆vMSeYbSya.[saga]
2016/10/17(月) 01:50:11.04 ID:kQreYH8g0
――翌日。廊下で曙が話しかけてきた。

曙「……あ、いた。昨日のことだけど……」

曙「聞いたわよ、叢雲と一緒に徹夜したって」
以下略 AAS



6: ◆vMSeYbSya.[saga]
2016/10/17(月) 01:51:36.17 ID:kQreYH8g0
曙「あーもう、なんでここまで言わなきゃわかんないのかしら。……それともなに? あたしが嫌いだから頼りたくない?」

曙「そうでしょうよ、どうせあたしはこんなだし、嫌われたって全然構やしないんだけど」

曙「……そんなことはない? ふん、口では何とでも言えるでしょ。別にあたしのご機嫌取りなんかする必要……」
以下略 AAS



7: ◆vMSeYbSya.[saga]
2016/10/17(月) 01:53:48.85 ID:kQreYH8g0
曙「…………あの……」

曙「別に、さっきの、本気で言ったわけじゃないわよ……いるだけで迷惑、とか……」

曙「それだけ。じゃあね」
以下略 AAS



8: ◆vMSeYbSya.[saga]
2016/10/17(月) 01:55:49.81 ID:kQreYH8g0
――夜、仕事をしていると満潮が執務室に入ってきた。

満潮「司令官? 何してるの、こんな時間まで……」

満潮「は? 書類のチェック? そんなもの、いつもはもっと早く……」
以下略 AAS



9: ◆vMSeYbSya.[saga]
2016/10/17(月) 01:57:43.56 ID:kQreYH8g0
満潮「終わってない書類はこっち?」

満潮「……なんなの、その目。ただでさえ司令官みたいなのがいる鎮守府なんだから、わたしがちゃんとしなきゃ仕方ないでしょ」

満潮「……うるさいな、お礼なんか言わなくていいからさっさと黙って手を動かしなさいよ」
以下略 AAS



10:名無しNIPPER[sage]
2016/10/17(月) 01:59:03.10 ID:GyU+JP0/O
理不尽だ


11: ◆vMSeYbSya.[saga]
2016/10/17(月) 01:59:55.47 ID:kQreYH8g0
満潮「……黙ってろって言った? じゃあなに? 司令官はわたしが死ねって言ったら死ぬわけ?」

満潮「……そ、そんな顔しなくてもいいじゃない。……言わないわよ、死ねなんて……」

満潮「ただ、なんか……なんでも真に受けて、無理されたら……嫌だから」
以下略 AAS



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