響「まだ空っぽな明日は、限りなく黒に近いグレイ」【偶像喰種2章 後編2】
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79: ◆AyvLkOoV8s[saga]
2017/12/23(土) 20:20:18.26 ID:2dQhr0Eh0

小鳥「あら響ちゃん、おはよう」

響「お、おはよう…ってピヨ子!?」

伊織「朝っぱらからなーに騒いでんのよ。あ、アンタもこれ欲しかった?」スッ

響「伊織……!? え、えっと……」



響(――あれ!?)

響(――なんで皆して、落ち着いてるんだ!?)

響(――喰種捜査官が来てるんだぞ!?)

響(――それに……)


響「そいつは」


ギンッ!!


響「ッ!?」


千早「我那覇さん。どうしてそんなに慌ててるのかしら?」

真「響、人見知りは良くないよ? そりゃ黒井さんとは初対面だけど……」

あずさ「ほらほら、響ちゃんの分のお菓子もあるわよ〜?」


響「……う、うん」


響(――事務所では、わけがわからない光景が広がってた)

響(――エリーゼを殺したはずの黒井って捜査官が、765プロに来てて)

響(――なのに皆はすごく落ち着いていて、いつも通り振る舞ってる)

響(――ただ前みたいな白いコートじゃなくて、紫と黒のスーツを着てる)


響(――あまりのことに、自分は言っちゃマズいことを口走りそうになったけど)

響(――喰種の皆に必死な顔で睨まれて、ギリギリ我に返ったんだ)



小鳥(お願いここは何も言わずにやり過ごして)

伊織(余計なことを口走ったら殺す)

千早(空気を読んでちょうだい)

真(響の一言でボク達の首が飛ぶから口を閉じて!!!)

あずさ(お願いだから黒井さんが帰るまで何も聞かないで!?)


響(――皆が何を言いたかったか、顔を見ればよく分かった)



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