響「まだ空っぽな明日は、限りなく黒に近いグレイ」【偶像喰種2章 後編2】
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70: ◆AyvLkOoV8s[saga]
2017/11/22(水) 11:36:30.44 ID:Pg/T/L1z0

冬馬「そうか、お前が大槻の言ってたやつか」

響「え?」


響(――大槻?)

響「……!」


響「唯のことか!?」

冬馬「そうだよ、あの金髪だよ」

冬馬「今入院してて寂しいから面会しに来いって。お前に伝言」


響「入院……」


響(――そっか。唯はコーヒーに毒薬を入れられてたから……)

響「ぶ、無事なのか!?」

冬馬「すぐに退院できるって言ってたぜ。あと病院は〜〜区にあるCCG直属のやつだ」

冬馬「受付で名前を言えば通るようにしとく、だとよ」


冬馬「……ちゃんと連絡はしたからな?」

冬馬「ったく、俺はオッサンの付き添いで来ただけなのに何でこんな雑用みてえなこと……」


響(――唯、か)

響(――とりあえず無事なんだな……良かったぞ……)

響(――でも、会いに来いって……?)

響(――レストランじゃ、自分は唯の前で"喰種"ってバラされてて……)


響(――それってかなりやばいんじゃ……)


響「……ん?」

響「……おっさん?」


冬馬「ああ。オッサン…黒井上等がいま中の高木社長に話しに行ってる」

冬馬「それを聞いた大槻が無理矢理―――――」


冬馬「―――あ?」

冬馬「……いきなり走り出して、何を急いでんだあいつ?」



響(――黒井上等……!!?)

響(――あいつか!? 絵理を殺した、あの捜査官か!?)



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