響「まだ空っぽな明日は、限りなく黒に近いグレイ」【偶像喰種2章 後編2】
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23: ◆AyvLkOoV8s[saga]
2016/09/11(日) 22:56:51.07 ID:ZkwtXhym0

響(命の価値……)スッ


ナデナデ


ブタ太「フゴ?」



響(――"喰種"は人間のこと、どう見てるのかな)

響(――レストランのあいつらは、自分たち人間を『餌』としか見てなかった)

響(――自分もだ。自分は最後に、唯のことを……)


響(――責任逃れできる形であんな事をしたのが癪だけど)

響(――あのピエロ仮面に担がれたとき、何かを食べた感覚を覚えてる)

響(――空腹が大分抑えられたのは、たぶんそれだ)

響(――でも)

響(――このままじゃ、また同じことが起こる)

響(――次は誰かが抑えてくれる保証もない)


響(――自分すら信じられない。じゃあ……)


響(――じゃあ、みんなは? 765プロの皆は?)



真『……今まで迷惑かけた分、恩をもらった分……ボク達が次につなげていかなくちゃ』



響(――いや、大丈夫)

響(――みんなは、春香たちを仲間だって思ってる。『餌』なんかじゃない)

響(――これからは"喰種"じゃなくて)



響(――『みんな』を信じればいい―――――)



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