響「まだ空っぽな明日は、限りなく黒に近いグレイ」【偶像喰種2章 後編2】
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◆AyvLkOoV8s
[saga]
2016/09/11(日) 22:53:42.41 ID:ZkwtXhym0
〜レストラン事件翌日・765プロ事務所〜
高木「……そんなことが」
響「うん……」
高木「例の壊滅したレストラン……私や音無君も、話こそ耳にするが詳しいことは私にもわからない」
高木「"喰種"の闇の部分に深く落ち込んだ人々がそれを知ると聞く」
高木「あるいは、『マダム』と呼ばれる金持ちの喰種達が仕切る一種の裏社会とも」
高木「…レストランは壊滅こそしたが、他にも似たような『娯楽』はあるようだね」
高木「…『桜井夢子』ちゃん、だったかな? 私も音無君から聞いていた」
高木「どうやら、新人のアイドルに取り入ってはレストランの『食事』にする手法をほぼ日常的に行っていた"喰種"らしいね」
高木「マダムの1人と繋がりがあって、食材の調達と引き換えに何か恩恵を受けていたようだ」
高木「それが彼女の生き方なんだろう。……調べるのが遅れて済まなかった」
響「…そっか」
響「いいぞ、別に……」
響「勝手に信用した自分が悪いんだ……」
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