京太郎「俺はもう逃げない」 赤木「見失うなよ、自分を」
1- 20
579:スレ主 ◆EvBfxcIQ32[saga]
2017/10/14(土) 00:13:42.51 ID:+BIn1vWU0
「くそっ………!」


 3面張は非常に良い待ちとは言え、絶対的に信頼できるものというわけでもない。

 事実俺は先日、7面張のツモで2回連続上がり牌を引けなかったのだから。

 幸い安牌ではあるので、そのままツモ切る。


「へっ………」
 

 清澄の一員である俺がカンをしたことで、一瞬矢木たちは強張った顔を見せてはいたものの、すぐにその焦りは消え去った。

 さらに新ドラをめくると、表示牌は東。黒崎が最初鳴いた南にもろ乗りしてしまった。

 ツモにこだわらずとも、差し込みで逆転可能。


(やばっ………!)


 いやな汗が一気に噴き出す。

 これで差し込まれたら、俺には一切の対抗手段がない。その時点で終了だ。


「へへへ………藪蛇だったようだな?」

「っ………」


 露骨に安堵の息を漏らしながら、竜崎がツモる。

 しかし、すぐその表情が苦いものに変わる。


「ち…………」

(? ひょっとして………手牌に無いのか? 黒崎の上がり牌)


 軽く舌打ちした竜崎の顔を見て、僅かな安堵が俺の中にも芽生える。

 だが竜崎が矢木の方を見やると、矢木は笑みを浮かべて頷いた。竜崎の手にはないだろうが、おそらく奴の手には差し込める牌があるのだろう。

 竜崎が再び自分の手牌に目を落とし、俺の河と見比べる。



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
660Res/374.36 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice