京太郎「俺はもう逃げない」 赤木「見失うなよ、自分を」
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562:スレ主 ◆EvBfxcIQ32[saga]
2017/07/21(金) 00:39:41.48 ID:mgeuBvXV0
「念のため確認しておくが、本当にいいんだな? この件のせいで、お前たちはもう大会に出れねぇかもしれんぞ」

「ええ、構わないわ。今後の須賀君の大会参加が難しくなってしまうのは、とても申し訳ないけど………でも、彼は私たちの仲間です。
 彼が自分の麻雀打ちとしての将来を賭けたというなら、私たちだって、このくらい当然よ」

「くくく…………揃いも揃って、羨ましくなるほどのお人よしだな………」

 
 赤木が笑みを浮かべる。

 そもそも赤木がここに来たのは、久たちを試すためだ。

 京太郎が見せた覚悟に、久たちがどのような行動をとるか。

 本当に、久たちが京太郎があそこまでする価値のある人間なのかを。


 もしここで怖気づいたり、自分たちの経歴に傷かつかないのを第一とした立ち回りをしようとしたら、
 赤木は久たちに京太郎の行き先を探す手助けはしなかった。
 
 本当に心の底から強くなろうとする京太郎に久たちはふさわしくないと判断し、
 かつての自分ほどまでではないものの、破滅を賭けた勝負を常とする無頼に育て上げようと思っていた。

 しかし、ここまで見事に覚悟を示されては文句のつけようもない。

 誰かのために必死になれるその性格を、赤木は好ましさ半分、羨ましさ半分といった具合で眺めていた。



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