京太郎「俺はもう逃げない」 赤木「見失うなよ、自分を」
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467:スレ主 ◆EvBfxcIQ32[saga]
2017/01/11(水) 14:36:34.48 ID:oDBzqsr50
 俺は言われた通り、終局の時のままになっていた牌を片付け、自動卓で掻き混ぜた。

 洗牌が終わると、赤木さんはよっこらせと言いながら立ち上がり、適当に見える動作で牌を選び始めた。


「ほらよ、俺が初めて和了った手牌だ」


 赤木さんは14枚目を表にせずに、俺の方へ指で弾いて渡した。

 こないだと同じように、13枚伏せられた牌を急いで表にして確認する。


 白白白中中中發發發888p西 


「……………」

 四暗刻大三元西単騎待ち。

 これが初めて和了った役っておかしいだろという言葉を飲み込み、恐る恐る渡された手の中の14枚目を見ると………

 西 <やぁ


「そんなオカルト在り得ません………」


 和がその場にズーンという効果音でも付きそうなくらい落ちこんでへたり込む。


「お待たせー! 追加のタコスだじぇ………のどちゃんどうかしたのか?」

「こないだと同じことやったんだけどさ………」

「ああ………」


 お盆にタコスを盛ってきた優希と、コーヒーのお代わりを持ってきた染谷先輩に、卓の上を指さしながら言うと、二人とも理解したようだった。


「のどちゃん全然動かないじぇ」


 ゆっさゆっさと優希が肩をゆすっても、和は反応しない。

 ただその豊満なおもちがゆっさゆっさと振り子のように揺れるだけだ素晴らしいありがとうございます。


「まぁいいじぇ、とりあえずいただきまーす!」


 反対に完全復活した優希の号令で、俺たちは休憩に入るのだった。



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