ハルヒ「何であんたが幼馴染みなのよ!」キョン「こっちだってお断りだ」
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24:名無しNIPPER[saga]
2016/08/19(金) 01:48:22.98 ID:N3fZjlm3O

何故だかハルヒのそんな顔を見ていると非常に気まずい

何だろうか

何だろうな……

魔が差したとでも言えばいいのか

俺はハルヒに、ひとつ助言なような、小言のような

そんな一言を言ってしまったのだ

「まぁ……さ、居たらいいな……とは思うよな。そういうの」

「……そう」

「けど、そう言ったことって年を取るにつれて言わなくなってくるもんだろ?」

「……そうね」

もうハルヒはこっちを見ようともしない

顔を伏せ、身体を俺の方向ではない方向に向けている


「そういう話を大っぴらに話すとさ……バカだって思われるだろうけどさ」

ハルヒはどんな顔をしているのだろうか

さっきの顔が頭から離れてくれない

「だけど、そのバカだって言われた奴等が文明を作ってきたんだろ?」

ハルヒが少し、本当に少しだけ反応したのを俺は見逃さなかった

「地球は丸いって信じて、そして世界中を仰天させた奴だっている。電気を開発した奴だってそうだ。周りからバカだバカだと言われてた」

「けど、そういう人達がいたから今の世界があるわけだ」

「つまりだ、何が言いたいかって言うと……」

そこまで言うとハルヒがガバッとこっちを向く

そして立ち上がりズンズンとこちらに近づいてくるではないか

「……そうよ……そうじゃない」

譫言のように呟くハルヒ

その顔付きはさっきとは180度変わっていた


「ないんだったら作ればいいのよ!」



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