ハルヒ「何であんたが幼馴染みなのよ!」キョン「こっちだってお断りだ」
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184:名無しNIPPER[saga]
2017/05/10(水) 05:34:44.86 ID:2S18A+l/O

それは夕暮れの教室の出来事である

教卓の上に腰をかける彼女は此方を見てクスリと微笑む

その彼女が

「貴方を殺して……涼宮ハルヒの出方を見る」

突如ナイフを手に此方に攻撃してくる

鈍く光る金属光が、軌跡を描く

そのまま真っ直ぐに……俺の身体を……


「うぁぁぁ!?」

バタバタと身体を触る

「ゆ、夢……?」

何も異常がない自分自身にほっとする

「なんつー夢を見てんだ俺は……」

しかしやたらとリアルな夢だったな

「キョン君おっきい声だしてどーしたのー?」

ガチャリと部屋を開けてくる妹

「何でもない。ちょっと怖い夢を見ただけだ」

「えー!どんなゆめー?」

怖い夢だってのに興味津々で聞いてくる妹はある意味大物なのかもしれない

「あー……どんな夢だったか忘れちまったよ」

「えー。変なキョンくん」

「夢なんて覚めたら思い出せないのが殆どだろう?」

実際既に記憶から抜けてしまったようだ

何か嫌な夢を見た、それぐらいの認識だ

「そっかー。それよりー」

「今度はどうした」

「キョン君ちゃんとハルにゃんと仲直りしたー?」

「喧嘩した訳じゃないぞ」

「えー。うっそだー」

「ほら、さっさと顔洗って学校行く準備する」

「はーい」



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