ハルヒ「何であんたが幼馴染みなのよ!」キョン「こっちだってお断りだ」
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121:名無しNIPPER[saga]
2016/12/24(土) 02:26:17.82 ID:47aVm5AgO

「ついにきたわよ!」

「何が?というか顔が近い」

「待望の転校生!すごいと思わない!?謎の転校生よ!間違いない!」

「会ってもないのに何を決めつけているんだ。お前は」

「前にもいったじゃない!こんな時期に転校してくるなんて間違いなく謎の転校生よ!」

「……親の転勤とか、そういう一般的理由だったらどうする?あまり深入りするもんじゃないぞ」

この場合親の離婚とかだと最悪である

……一瞬だが長門の話が頭によぎったがこの程度、ただの偶然であるにちがいない

たまたま長門から話を聞いた翌日にたまたまハルヒが望んでいた転校生がきた

そう、ただの偶然だ

「見に行ってくる!」

「あっ!おい!」

何だろうか、この胸につっかえるモヤモヤとしたものは

「元気ねぇ涼宮さん」

「……」

「どうかしたの?怖いかおして」

「あぁ、いや、何でもない」

「ふーん。それより、昨日の件なんだけど?」

「長門の家にいたのはたまたまだ。特に意味があった訳じゃない。何度も言っただろ?」

「怪しいなぁ……長門さんって簡単に人を家にあげたりするようなタイプじゃないと思うんだけどなぁ」

「俺だって驚いたさ」

「……まぁいいわ。それより覚えてる?」

「……何をだ?」

「ひどーい!週末にお茶ごちそうしてくれるって約束。忘れちゃったの?」

「あー。いや、すまん。忘れてた訳じゃないんだ」

昨日の出来事が衝撃的すぎて記憶の端から飛んでいってしまっていたのだ

「もう。楽しみにしてるんだからね?」

そういってパチリとウィンクをしてから朝倉は自分の席に戻っていく

「なんでキョンばっかり!」

谷口の戯れ言は聞かなかったことにしておさっさと席に戻ることにした



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