96: ◆A.DGm5tRfU[saga]
2016/08/17(水) 08:16:04.70 ID:/KNu79xO0
男「よし、早く行こうぜ魔少女。急がないとオートマタの修理に出せなくなっちまう」
魔少女「先輩……感動の話の余韻も感じさせてくれないんですね……」ハァッ……
ガードマン「この子の修理先をお探しかい?」
男「はい!あ、ガードマンさん、どこかいいお店知ってたりします?出来れば安いところが」
ガードマン「それなら、商店街にある『フリーダム(糸の切れたマリオネット)』という店に行くといいよ。私が連絡しておこう」
男「商店街か。ありがとうガードマンさん」
魔少女「いいお話……ありがとうございました」ペコリ
ガードマン「いやいや。こちらこそ古い知り合いに再び会えてよかったよ。……贅沢をいえば、彼のお墓に一度くらいは会いに行きたかったけどねぇ」
ダンジョン入り口から転送される空間の先は、無限に近いほど存在する。
同じダンジョンに再び入る事は、宝クジに当たるレベル以上の確率となるだろう。
男「行けるよ?」
ガードマン「……え?」
男は、即答で老人に応えた。
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