男「はぁ?ダンジョンに行ってこいって?」
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452: ◆A.DGm5tRfU[saga]
2017/05/29(月) 13:24:54.53 ID:E5+C4lEP0
男「……一瞬で……」

金髪「な……何やねん今の……」

魔少女「今のは……あの紙片を触媒に魔術を?……次元が……違いすぎますね……」


3人は、ただただ呆然としていた。自分達があれほど逃げ回っていたホブゴブリンに対し、この最下層に降り立ってから僅か5秒も経たない内に完全に無力化してしまったのだ。

男と魔少女は、プリーストがあのカウボーイと同じレベルの存在である事は予想していたが、あの滝のダンジョンで見たカウボーイよりも遥かに衝撃的であった。
まぁカウボーイが本気を出したわけでもないのでどちらが上など検討もつかないが。


ホブゴブリン『ォ……ォオオ……』グググッ……

男「ッ!?プリーストさん!!まだです!!アイツはまだ再生します!!」

バラバラにされ、磔にされたホブゴブリンが生きているのを確認し、男が叫ぶ。

そもそも火薬岩の爆発で粉々になっても再生したのだ。四肢を斬られ磔にされた程度ではまだ再生できるだろう。


ボゥッ!!


魔少女「また……あの紙片が燃えて」


プリースト「『グランドクルス』」スッ、スッ……


カッ!!!


2枚目の紙片が燃え、同時にプリーストが指先で軽く十字を切ると、十字架のように磔にされたホブゴブリンの前に光の十字が現れ、そこから強烈な光が発せられる。



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