451: ◆A.DGm5tRfU[saga]
2017/05/29(月) 13:21:20.53 ID:E5+C4lEP0
男「……え?」
まさに一瞬だった。
いつ両腰の剣を鞘から抜いたのかもわからないほどに。
プリースト「『ゴルゴダの丘』」ブゥンッ……
ドドドドドドドドドドドドドドドッ!!!!!!
そして切り離された四肢と胴体へと向かって、何十もの剣が突き刺さる。
3人に一瞬だけ見えたのは、破られた聖書らしき本の紙片が一枚、青い炎を上げて燃え、同時にプリーストの両手から何十もの魔法陣のようなものが形成されたこと。
恐らくはそこから放たれた剣だろう。鬼の胴体と四肢は、そのまま巣の壁面へと剣で突き刺さる。
それはまさに十字架に剣で磔にされているかのようであった。
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