男「はぁ?ダンジョンに行ってこいって?」
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162: ◆A.DGm5tRfU[saga]
2016/08/31(水) 16:30:26.50 ID:O8GMexQM0
市立図書館


魔少女「……ふむふむ……」

魔少女は、昨日やろうとした極大呪文の理論を勉強する為に、図書館で魔導書を読んでいた。

ちなみに魔導書は、ダンジョンで拾う事もある。
高いランクのダンジョンにもなると、未知なる魔法も記されている為、高値で取引されているのだ。

ちなみに、それらの魔導書の詳しい内容をネットに書き込もうとすると、何故か文字化けするらしい。
複製禁止の魔法でも掛けられているのだろうか。

魔少女「んー……やはり根本的に技術が足りないようですね……地道に練習するしか……」

小さい頃から何度も読んできた図書館の魔導書だ。
内容は完璧に覚えているが、技術が足りないのはどうしよもない。
昨日に男が言った通り、地道に練習するしかなさそうだ。


魔少女「しかし……あれくらいで取り乱すとは、私もまだまだですね……」ハァッ……

不意に昨日の失態を思い出す。
彼処まで感情を剥き出しにしたのは何年ぶりだろうか。



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