28: ◆mZYQsYPte.[sage saga]
2016/08/12(金) 23:50:28.06 ID:3c3f+i7vo
提督は席を立ち、こちらに背を向け二杯目の酒の用意をしている。
その背中は少し物悲しく見えた。
雲龍「……見て欲しい自分を言葉にする人は、確かに陳腐です」
提督「ああ、そうだね」
雲龍「ですが、あの二人は違います。本気でそう信じ戦っています。……音で分かるんです」
提督「また音かい」ケラケラ
雲龍「はい。私の判断基準の一つです」
提督「透き通った音と、地の底から響く音、どっちが好きだい」
雲龍「秘密です」
提督「そう。ほら、飲みな」
雲龍「頂きます」
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