23: ◆mZYQsYPte.[sage saga]
2016/08/11(木) 22:27:02.63 ID:pF8062Myo
提督「さすがVOクラス。良いもんだ」
雲龍「……」
年季が入っている、と言うべきだろうか。
彼女が目をつむり、グラスを揺らしながら香りを楽しむ様は見応えがあった。
提督「どうした。もしかしてストレートは厳しかったかい」
雲龍「あ、いえ。何というか、綺麗だなと」
提督「ブランデーが?」
雲龍「いえ、ブランデーを嗜む提督のお姿が」
提督「あはは。アンタ、とことん上司に好かれるタイプだね」
雲龍「お世辞ではありません。本心です」
提督「はいはい。ありがとうよ。アンタも綺麗だよ」
雲龍「提督、大湊着任以前はどのようなお仕事を」
提督「外国相手の情報将校。といっても、閑職だから実質は調整役だったね」
雲龍「調整役、ですか」
提督「海軍の各部局内を走り回って利害調整し、意見をまとめる。ここ五年ほどはソレばっかりさ」
雲龍「……それは情報将校の仕事では無いような気が」
提督「長く居て顔が利くと、色々頼まれるようになるもんさ」
雲龍「そういう、ものなのでしょうか」
提督「ああ。アンタこそ、艦娘やる前は何してたんだい」
雲龍「私は↓1です」
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