22: ◆mZYQsYPte.[sage saga]
2016/08/11(木) 22:17:01.56 ID:pF8062Myo
夜 大湊警備府 提督自室
雲龍「失礼します」
提督「何が良い」
雲龍「お勧めのものを」
提督「貰った良いブランデーがある。そいつにしよう」
雲龍「ありがとうございます」
提督「適当に腰掛けといてくれ」
促されるまま、一対のソファーの片側に腰を降ろす。
備え付けのベッドの近くには提督の私物と思われる未開封のダンボールが寄せてあった。
ソレよりも目を引くのは、
雲龍「この積み上がっている小箱は……提督の私物ですか」
提督「ん、ああ。私物というより贈り物だね」
雲龍「部屋の3分の1が送り物に占拠されている、のは普通なのでしょうか」
提督「これでも一部なんだけどね。もう一つの割り当て部屋なんて、荷物だけで埋まってるよ」
雲龍「凄い。慕われているのですね」
提督「勝手に懐かれてるだけさ。ほら、飲みな」
雲龍「ご馳走になります」
提督「ああ、香りも楽しむんだよ」
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