176: ◆mZYQsYPte.[sage saga]
2016/11/29(火) 20:23:14.89 ID:6UrSFTGKo
比屋定「自分の大切な存在が傷ついても動じない人を強いなんて言わない」
八雲「………」
比屋定「そんなの! ただ壊れてるだけよ……」
八雲「今更自分だけは正気でいようなんて、都合良すぎないか」
比屋定「……」ビクッ
八雲「泣くな。私だけは味方だ」
比屋定「……お姉ちゃん、ギュッてして」
八雲「……………は?」
今思えば、そいつは後に数多く繰り返される、彼女の幼児退行の始まりだった。
比屋定「くらげちゃんはねー。お姉ちゃんのこと大好きなのー」
八雲「お、おう」
退行した彼女は自らを「くらげちゃん」と名乗った。
比屋定「キャッキャッ」
彼女はその内にはしゃぎ疲れて寝てしまう。朝起きると元通り。
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