16: ◆mZYQsYPte.[sage saga]
2016/08/07(日) 23:05:08.45 ID:7WiLYZZWo
夜 大湊警備府 更衣室
提督「広い風呂は良いもんだね。のびのびと入れる」
雲龍「あの、提督」
提督「なんだい」
雲龍「その、私は……お叱りを受けなくてよろしいのですか」
提督「アハハハ! そんなに受けたいのなら与えるぞ」
雲龍「うっ、いえ。叱られるのは好きでは無いです……」
提督「へぇ、そうなのかい」
提督「叱られるのは良いもんじゃないか」
雲龍「そうでしょうか」
提督「私も怒鳴られるのは嫌いだよ。怒鳴ってくる奴は上官でも引っ叩いてやろうか、と思う」
雲龍「それは駄目だと思います」
提督「でもね、叱られるのは別さ。自分を厳しも優しく見つめてくれる存在ってのは有り難いもんじゃないか」
雲龍「なるほど。叱ると怒るは別ですか」
提督「そういうことさ」
提督「それに」
雲龍「?」
提督「私が風呂場で裸一貫、とやかく持論を述べたところで、アンタの中の考えは変わらないだろ」
雲龍「……」
提督「変わったとして、それは半分くらい私の意見だ。だから言わなかった」
雲龍「……分かりました」
提督「さて、今晩は暇かい」
雲龍「はい。暇です」
提督「なら(↓2 行動安価)なんてどうだい」
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