105: ◆mZYQsYPte.[sage saga]
2016/09/28(水) 10:53:39.36 ID:NBdSDHsho
ビスマルク「比屋定の私たちへの突っかかり方、どこかで見覚えがない?」
雲龍「もしかして」
グラーフ「風呂場での提督、か」
ビスマルク「そうよ。自分が気に食わないからって言いがかりでねじ伏せようとする姿。そっくりでしょ」
グラーフ「……ビスマルク大丈夫か?」
ビスマルク「大体ね、何で私があんなクソガキに心を折られなきゃならないのよ」
雲龍「さぁ……?」
ビスマルク「雲龍、あなたは比屋定に興味は無いの」
雲龍「私ですか。私は……直接会ってお話がしてみたいです」
ビスマルク「グラーフは?」
グラーフ「色々と聞きたいことがある」
ビスマルク「では大湊に招集されて以来、私たちは今初めて本当の意味で団結しようとしているわ」
雲龍「?」
グラーフ「そうか。良かったな」
ビスマルク「良かったな……ってね。もっと喜びなさいよ」
グラーフ「何故喜ぶ必要がある」
ビスマルク「同じ目的に向かって進もうとする仲間が二人も居るのは喜ばしいことだからよ」
雲龍「なるほど。確かにそうかもしれません」
グラーフ「日本のワビサビは分からんからドイツ語で頼む」
ビスマルク「Fest steht und treu die Wacht, die Wacht am Rhein!」
グラーフ「……勢いでなんとなく察しはついた。なるほど、喜ばしいことだ」クス
ビスマルク「Gut!」
雲龍「私たち三人でラインを護りましょう」
グラーフ「私は別にいいが、雲龍よ、お前はそれでいいのか」
雲龍「何か問題でも?」
ビスマルク「良いわよ。フランス艦が憤死するなんて、大した問題じゃないわ」
グラーフ「はいはい。で、我々ラインの護り三人組はまず手始めに何をする」
ビスマルク「観艦式で起こったことの情報収集! まずは私たちの提督を当たりましょう」
雲龍「了解」
グラーフ「うん。妥当だな。了解だ」
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