590: ◆I4R7vnLM4w[sage saga]
2017/11/04(土) 04:52:41.43 ID:qxJDulow0
切嗣「あれを白面の使いに奪われるわけにはいかない」
紫暮「ああ、それを阻止するために私はここにいるのだからな」
切嗣「この先のホールでセイバーが交戦中、相手はおそらくアーチャー」
紫暮「分かるのか?」
切嗣「これでも僕は魔術師、マスターだからね」
切嗣「僕はセイバーを令呪で使って、聖杯を破壊する」
紫暮「セイバー殿を……。結局、セイバー殿には何も話さなかったのか?」
切嗣「言えるわけがない。僕たちは願いを叶えるという餌で彼女を釣ったんだ」
切嗣「お役目に言われるまで、聖杯が白面に汚染されているなんて知らなかった」
切嗣「アインツベルンは白面のことを伏せていた。いや、話す必要がなかったんだ」
切嗣「ユーブスタクハイト・フォン・アインツベルンにとっては白面なんて関係ない」
切嗣「どんな聖杯でも、アインツベルンが手に入れた、という事実が欲しいだけなんだから」
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