うしおとセイバー
1- 20
299: ◆I4R7vnLM4w[sage saga]
2017/04/11(火) 23:27:39.08 ID:RR8B4w1j0


葛木「……これがセイバーか。長期戦になればこちらが不利だな」

セイバー「キャスターのマスター、貴方はここで倒れろ」

葛木「そのつもりはない。しかしその勇ましさ、蒼月のサーヴァントだと納得がいく」

セイバー「なに……?」

葛木「セイバー、お前はどこまで蒼月のことを知っている?」

セイバー「我がマスターを? 何が言いたい?」

葛木「二年前、この国は『強大な妖怪』に襲われた。それを倒し、この国を救ったのが蒼月だ」

セイバー「知っている。ウシオとトラ、それに人間と妖怪が手を組み戦ったと」

葛木「私も、そのとき戦った多くの人間のうちの一人だ」

セイバー「なんだと、貴様が……?」

葛木「私は暗殺の技能を持った朽ち果てた殺人鬼だ」

葛木「いつ死んでもいいが、いきなり現れた妖怪などという存在に殺されるつもりはない」

セイバー「なるほど、自身を守るためだけに戦ったか」

葛木「いや、私の周囲でも『黒炎』と呼ばれる妖怪の手下が人々を襲っていた」

葛木「私はその黒炎を倒していった」

セイバー「それはおかしいな。貴様は他者がいくら死んでも関係ないと言ったはずだが?」

葛木「その通りだ。だが、私の生活に支障が出るほどの損害を黙ってみているつもりもない」




<<前のレス[*]次のレス[#]>>
878Res/557.62 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice