どうやら穂乃果がRPGの世界に入り込んだようです 2
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303: ◆G2i9TD/uc6FP[saga]
2018/02/24(土) 21:59:58.24 ID:6pnSjI+W0
病院の敷地内に鎧を着た男たちが入ってくる。
その数はざっと見て200人はいるであろう。
真姫パパとμ'sは窓からその男たちを眺める。


真姫パパ「ゴールゴストか…」


真姫パパ「誰か一人でいい。ついてきてくれないか?」


真姫ママ「私も行きます」


廊下から真姫ママも入ってくる。


にこ「誰か肩を貸して。私も行くからみんなで行きましょう」


凛「大丈夫?」


にこ「ええ。ゴールゴストは式典をするためにこの街を見捨てた奴らでしょう?この目でしっかりと見たいもの」


穂乃果「それじゃあみんなで行こう」


鎧の兵団200人は病院の玄関の前で整列をして止まる。
真姫パパとμ'sも玄関から出てその兵団のもとへ行く。
その中から豪華な鎧を着た男性が一人進んでくる。
両者は向かい合って制止する。

豪華な鎧を着た男性が真姫パパとμ'sを見て口を開く。


ザーグル「私はゴールゴスト第四兵団団長ザーグルだ。イムタージュより要請を受けて駆け付けたが、戦闘は終わっていたようだな。どういうことだ?」


真姫パパ「ここにいる…9人の少女たち『μ's』が敵の魔物をすべて倒し、イムタージュを救ってくれました」


9人という言葉に、μ'sと真姫は互いに顔を見合いとても笑顔になる。


ザーグル「その9人の少女たちが…?本当か院長」


真姫パパ「もし信じられないのなら街の方々に聞いてみてください」


ザーグル「……いや、大丈夫だ」


ザーグル「μ's、本当によくやった。第四兵団を代表して礼を言う」


ザーグルは小さく礼をする。


ザーグル「これならばゴールゴスト国王からの表彰をもらえるだろう。傷が癒え次第我が国へ出向き国王より表彰を受けたまえ」


μ'sは互いに見合い、穂乃果が答える。


穂乃果「その表彰は貰えません。私たちは表彰をもらうために戦っていませんし、私たちにあまり時間が残っていません」


その言葉を聞いて真姫パパも驚くが整列していた男たちの一人が口を開く。


兵士「何を言っている!!!国王から表彰されることは一生の誇りになるぞ!!それを自ら断るなど言語道断だぞ!!!」


穂乃果「いいえ、私たちの考えは変えません。お気持ちだけありがたく受け取ります」


兵士「な、なんだと!!!」


ザーグル「もうよい。…院長、君はどう考える?」


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