どうやら穂乃果がRPGの世界に入り込んだようです 2
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243: ◆G2i9TD/uc6FP[saga]
2017/03/15(水) 21:55:03.27 ID:R2AkFSlg0
仮眠室で休息を取って昼になった。
食事もとってある程度は睡眠もとれたμ'sは、道具をひとまず仮眠室に置いて行動を開始していた。
ことりは真姫の治療を、他のみんなは病院復興の手伝いをしていた。


そんな中、イムタージュを囲む森。
その森の中にある道を数多くの軍勢がゆっくりと進行していた。


手伝いを開始してから3時間は経過しただろうか。
ことり以外の7人は玄関で物を運んでいた。すると街の方から男性が玄関に飛び込んでくる。


男性「大変なんだ!!院長はいるか!?」


職員「どうしたんですか?」


男性「いいから!!早く院長を呼んでくれ!!」


穂乃果「院長さんならついさっき見たので呼んできます!」


穂乃果がすぐに真姫パパを呼んでくる。


真姫パパ「どうしました?」


男性「昨晩魔物が街の内側から攻めてきましたよね?なので街の周りを警戒していたんです!」


男性「そしたら森の奥の方に動く者が多数ちらついていたんです!!望遠鏡で確認すると、多数の魔物がゆっくりと向かってきてたんです!!」


男性「ここらで見たことのない魔物でした!」


真姫パパ「魔物が外から…。わかりました、街の人たちをすぐにこの病院の敷地にまで避難させてください」


真姫パパ「私はすぐにゴールゴストに緊急要請をします!」


そう言って真姫パパは事務室に駆け込み、男性もすぐに街へ戻る。
少ししてから真姫パパは焦ったように出てくる。


穂乃果「何か問題があったんですか?」


真姫パパ「今ゴールゴストは式典の最中らしいんだ。だから兵を向かわせるのに少し時間がかかると…」


穂乃果「し、式典!?そんなものより街の平和が大事なんじゃ!?」


真姫パパ「私もそう思うが私たちは守られている存在…。これ以上催促できない」


希「ゴールゴストからイムタージュまでって歩いたら1日はかかる距離やん?間に合うんやろか…」


真姫パパ「ゴールゴストは、ゴールガンのそれぞれの街に多人数を転送させることができるクリスタルを所持しているんだ。だから素早く向かうことができる」


真姫パパ「だが、そのクリスタルを使うには多くの魔力が必要らしくすぐに向かうことはできないんだ」


にこ「じゃあそうこうしている間に魔物にやられてしまうかもしれないじゃない!!!」


真姫パパ「…」


穂乃果「じゃあ、私たちの出番ですね!」


真姫パパ「!?」


凛「穂乃果ちゃんがそれ言うのずっと待ってたにゃ!」



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