どうやら穂乃果がRPGの世界に入り込んだようです 2
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235: ◆G2i9TD/uc6FP[saga]
2017/02/24(金) 17:43:35.86 ID:4C6XO/FX0
キマイラは左手から闇魔法弾を放って真姫パパがいる部屋に直撃する。
しかし真姫パパもうまく隠れて回避。
すぐに顔を出して真姫を見る。


真姫パパ「真姫!お前は一人で戦っているわけじゃーー


キマイラ「うるせえ!!!!!」


もう一度闇魔法弾を放って真姫パパの近くに直撃。


真姫「パパ!すぐに戻って!!もう大丈夫!!!」


エーテルをすぐに飲み干し、体中から魔力がこみ上げてくるのを感じる。


真姫「魔力全快じゃないけれど…でも、これなら…!」


まだ全然痛い体をゆっくりと上げて、扇を拾い立ち上がる。


キマイラ「っ……」


キマイラはそれを見て走り出す。


真姫「ここが正念場よ、西木野真姫!!」」


真姫も力を振り絞って走り出す。


真姫「チャンスは拳。そのために剣と蹴りを避けないといけない…。この傷でも、避けきってみせる!」


傷口からは今も血がにじみ出ている。手足の先の感覚もはっきりとしていない。
だが今の真姫には、力がこみ上げてきていた。

キマイラは接近しきって剣を振るう。
真姫も大胆に体を逸らして剣を避ける。
そのあとに素早く放たれる蹴りも、左腕には直撃したが体には当たっていない。回避成功だ。

そして次にはなられたのは闇魔法衝撃波ではなく左の拳の振り上げ。


真姫「!!」


真姫はその攻撃を正面から受け止める。
拳は真姫の体を撃ちあげて、真姫は空中に高く舞う。
剣による傷口からはもっと血が噴き出るが、真姫の意識は途切れていない!


真姫「風の舞っ!!」


空中でふわりと体を動かして風を発生させる。
その風により体勢を立て直して、空中に立つような体勢になりつつ、風によって落下スピードも大きく減少している。


真姫(今の闇に包まれたキマイラの斬撃波は『地面を伝う』。だから空中にいる私を撃ち落とせないし、拳の攻撃を放った直後に闇魔法弾を放てない。)


真姫「やるなら、今ここよ!!」


キマイラ「風!?ということはさっきのはエーテルか!?」


扇をグッと引きよせ手元で回転させる。魔力により素早く回転していく扇には炎魔力が集まっていく。


真姫「私は孤独に戦っていたわけじゃない」


扇に集まる炎魔力はどんどん増幅していく。


真姫「どこにいてもみんなと心は繋がってる!離れていても私は…私たちはμ's!!」


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