どうやら穂乃果がRPGの世界に入り込んだようです 2
1- 20
228: ◆G2i9TD/uc6FP[saga]
2017/02/17(金) 17:24:52.18 ID:biPSzdsL0
真姫「…やるしかないわね」


立ち上がりながら扇に炎の魔力を集中する。
そして扇を頭上に掲げ、両手で持って全力で振り下ろす。
扇から炎魔力が離れ、真姫の体の周りにふわりとまとわりつく。
全身を包むわけではなく、体を軽く包むように薄い炎が浮いているような姿だ。


キマイラ「…それはなんだ?」


すると、真姫の体から炎の魔力が溢れ出る。
その魔力は足や腕を包み、常に手と足に炎を纏っている状態になる。
溢れ出ている炎は真姫の体から離れるとうっすらと消えていく。


真姫「…『舞姫の炎欒(まいひめのえんらん)』という技よ」


キマイラ「体から炎魔力が常に…」


真姫「服装が踊り子の服なら、もっと華麗に見えるんだけれどね。この格好じゃあそこまで様になってないかしら」


真姫「実戦で使うのは初めてなの」


そう言って真姫は扇を振るう。
するとそこから上位炎魔法がはじけ飛びキマイラを襲う。
キマイラは剣を抜き取って炎を薙ぎ払う。
すると真姫は風の舞で上空に舞っており、炎魔力を扇に集めて一振り。
扇から炎の風が飛び、キマイラの足元に落ちる。


真姫「情熱の炎風」


炎風は地面を張って広がる。
キマイラの足を覆い、ダメージを与える。
自分の足元に注目していたキマイラが顔を上げると正面から炎をまとった扇が飛んできている。
咄嗟に左手で防ぐが扇は左手をえぐって跳ね返り、空中から地面に降り立った真姫の手元に戻る。


キマイラ「奴の攻撃は舞が必要なはず…。だがこんなさまざまな種類の技を舞わずに放っている。どういうことだ?」


真姫は走って詰め寄っていく。


キマイラ「だが、調子に乗るなよ!?」


キマイラは剣を掲げて詰め寄り振り下ろす。
真姫は扇で滑らかに受け流し、剣は軌道を少しそらされて地面に振り下ろされる。
キマイラの正面へ詰め寄った真姫は扇をそのまま振るう。
扇についている刃を避けるために少し体を後ろにそらすキマイラだが、真姫は咄嗟に扇に炎の爪を纏わせる。
爪によりリーチが伸びたので、キマイラの腹部は炎の爪で切り裂かれる。

さらに真姫は扇に炎を纏わせて真上に投げつける。
扇はキマイラの顎を下から薙ぎ払う。


真姫「炎鎖!」


扇を投げるために振り上げた右手に力を入れると扇から炎の鎖が伸びていき、真姫はそれを掴む。
鎖を収束させつつ少し真上にジャンプして空中で扇を掴んでから、扇を前に突き出して火炎魔法をほとんど零距離で炸裂させる。


真姫「灼熱乱舞!」


連続で放たれる火炎魔法はキマイラにどんどん直撃。
たまらずキマイラは飛んで距離を取る。


真姫(炎をまとった今の状態…私は『炎舞姫(えんぶひめ)』と呼んでいるけれど、炎舞姫の状態なら魔力の消費が大きくない技なら舞わなくても放つことができる。)


真姫(キマイラもさすがに気付いていると思うけれど…)


真姫「…けどその分、何もしなくても魔力が放出されるから減りが大きいのよね」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
455Res/539.55 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice