どうやら穂乃果がRPGの世界に入り込んだようです 2
1- 20
227: ◆G2i9TD/uc6FP[saga]
2017/02/17(金) 16:40:11.93 ID:biPSzdsL0
剣は真姫の腹部をかすめるが、バックステップでの回避に成功した真姫はさらに距離を取る。


真姫「ッ…」


真姫(ダメージが入ってる気配が全然ない…。これは負けずに攻撃し続けるしかないか…)


真姫「素早いし力も強い、さらにタフ……。穂乃果や絵里ならもっと善戦できてるわよね…」


真姫「でも、私が勝たないと!」


真姫(私ができることは観察と考察。ウォームアップって言ってたからまだ強さが上がる…?小回りが利かないかと思ったけれど、あの翼のせいで空中でも好きに体勢を変えれるからその手の攻撃はあまり効果がない…)


真姫「残りの道具もポーション1つか…。長期決戦は確実に不利ね」


キマイラは体を伸ばしたりしてほぐしている。


真姫「もう夜だし、


そう言ってその場で舞い始める。


キマイラ「ほう?」


真姫「鎖錠の舞!」


真姫の扇から複数の魔力の鎖が放たれる。
キマイラの体に絡めつき、締め上げる。
動きが止まったキマイラに突っ込んでいく。


キマイラ「この程度で縛れると思うな!」


全身に力を込めて、闇魔力も炸裂させて魔力の鎖を引きちぎる。


真姫「やっぱり止めれないわよね…」


突っ込むのはやめて急停止し、キマイラの頭部めがけて炎を放つ!


真姫「爆熱演舞!」


大きな火炎魔法はキマイラの顔めがけて飛んでいくが、キマイラはそれを剣で防ぐ。
そのまま剣を真姫に向けて投げつける。


真姫「剣を?!」


当たる寸前で右へ飛び込んで避けるが、その剣は背中をかすめる。
血が少し飛び散り、剣は真姫の後ろに刺さる。
体勢が崩れている真姫にむかってキマイラは接近し、左の拳を振り下ろす。
体をひねって立ち上がりつつ攻撃を避けるが、キマイラは次は右の拳を振り下ろす。
拳は真姫の左肩に直撃し、真姫の体は激しくひねられて地面にたたきつけられる。


キマイラ「もう一撃だ!」


地面に打ち付けられた真姫を、さらに右足で蹴り飛ばす。


真姫「っ…風よ!!」


蹴られる直前に風の舞で風を起こし、自分の体を少しキマイラから引き離すことで直撃を避けた。
しかし威力は凄まじく、かなりの距離を飛ばされて病院の壁に激突し崩れ落ちる。


真姫「痛い…」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
455Res/539.55 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice