どうやら穂乃果がRPGの世界に入り込んだようです 2
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218: ◆G2i9TD/uc6FP[saga]
2017/02/14(火) 21:17:38.84 ID:SS7tUiQy0
真姫「掴んだ!」


炎の鎖を引き寄せ、鞭のようにふるう。
扇は炎をまとって巨漢AとCの腹部を打ち付ける。


巨漢A「グオォォッ」


真姫「まだまだ!」


鞭のように薙ぎ払い続ける真姫、大きくふるって巨漢Aの脇腹を攻撃する!


巨漢A「ゴァッ…」


真姫につけられた傷に攻撃が直撃して大きく傷口をえぐられる。
体力が付き、巨漢Aは消滅する。

巨漢Cは、Aがやられている隙に真姫に詰め寄る!
そのまま炎の鎖を振るっても、距離を詰めたCには扇は直撃させられない。


真姫「っ!」


炎の鎖を強く握って魔力を込める。
すると炎の鎖はきらめき、急に収束していく。
扇は真姫の右手に向かって急速に戻ってくる。
巨漢Cが真姫に向かって攻撃をしようとするときに扇を掴みとる。


真姫「くらいなさい!」


ゆらりと舞いながら巨漢Cに急に詰め寄り、虚を突いてCの腕に扇を接触させる。


真姫「灼熱乱舞!」


扇から放たれた複数の炎はゼロ距離で巨漢Cの腕を燃やす。
さらに炎は強くなっていき、やがて体は焼き尽くされる。


真姫「はぁぁぁぁぁっ!!!」


魔力をどんどん注ぎ炎を絶やさない。
巨漢Cはついに消滅する。


真姫「はぁ…はぁ…」


離れた場所でこちらを見ている細い魔物が攻撃してこないのを瞬時に確認し、懐からポーションとエーテルを取り出す。
先にポーションのふたを開けて、一気に飲み干す。


真姫(骨は折れていないけど、今のうちに傷を回復した方がいい…)


飲み干してからすぐにエーテルも飲む。


真姫(魔力だって尽きていない。けど、こまめに回復しておかないと…一人なんだし回復する暇なんてそうないわよね)


細い魔物「さて、次は私が相手だ」


真姫(パッと見はさっきの巨漢の方が強そうだけれど、魔物を従えているし油断できない…)


細い魔物「さて、君は気づいていたかい?さっきまでは居た他の魔物たちが今はもういなくなっていることを」


真姫「!?」


細い魔物「どこへ、行ったと思う?」


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