どうやら穂乃果がRPGの世界に入り込んだようです 2
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◆G2i9TD/uc6FP
[saga]
2016/12/28(水) 22:59:05.60 ID:n5SGINS70
突き刺すと同時に、剣を持っていない左手を凛に向けて伸ばす。
凛も伸ばすが届かない。
さらに、落下の中で剣が石から抜けてしまう!
穂乃果「わっ!?」
凛「このままだと串刺しになるにゃ!」
さっきまでは小さかった棘が今ではかなり大きく見える。
あと少しすれば二人は串刺しになるだろう。
穂乃果「凛ちゃんもう一回!!」
穂乃果はまた剣に「ごめんね」と言ってから、切先を石に浅く突きさす。
さらに背中に携えていた鞘の、肩から伸びていたベルトを掴んで肩からおろし、鞘の先を掴んで凛に向けて伸ばす。
凛は鞘を右手で強くつかむ。
穂乃果「凛ちゃんよろしく!!」
凛「なんとなくOKだにゃ!!」
穂乃果と凛はそのまま落ちていく。
剣を刺しても落下速度は落ちない。
ぐんぐん棘に近づき、穴から飛び出ようとする。棘はもうすぐそこだ。
穂乃果「いくよ!!」
穂乃果は右手に力を入れて剣の差し込みを少し深くする。
自分たちが落下している穴から飛び出る瞬間を見越し、それと同時に左手で持つ鞘を思いっきり下へ振り下ろし、振りぬく。
凛は鞘に全体重をゆだねていたため、鞘と共に振りぬかれていく。
穂乃果は、振り下ろした鞘と凛が穴から飛び出ると同時に突き刺していた剣を引き抜く。
穂乃果のスイングにより穴から広い空間に飛び出た凛は、斜め方向に飛んでいくので穴の下にのみ広がっていた棘たちは避けられる。
しかしそのままでは垂直落下する穂乃果は避けられない。
そこで凛は鞘を思いっきり引っ張った。
鞘を引っ張る力に体を預けていた穂乃果は、凛のいる方向に引っ張られていき、凛を振りぬいた穂乃果の力と凛が引っ張る力が合わさって棘の上を飛んでいく。
そのまま二人は棘の山のすぐ横に倒れ込む。
凛「にゃっ!」
穂乃果「いてっ!!」
二人は少し転がって上を向く。
穂乃果「…なんか、なんとかなったね」
凛「絶対終わったと思ったにゃ」
穂乃果は飛び上がり、自分たちが落ちてきた穴を見つめる。
落ちた空間には、壁の松明に灯がともっており、真っ暗ではない。
穂乃果「みんな…」
凛「凛たちで大丈夫だったんだし、他のみんなも大丈夫にゃ」
穂乃果「他のみんなはバラバラに…?」
凛「確か、希ちゃんとにこちゃん。かよちんとことりちゃん。海未ちゃんと絵里ちゃんっていうペアだった気が…」
穂乃果「よく見えてたね…」
凛「絶対にみんななら大丈夫!」
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