コブラ「俺が魔法少女ぉ?」キュゥべえ「そうだよ!」
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296: ◆rgRx/bLTG.[saga]
2016/12/05(月) 00:00:17.01 ID:KZHTgvOfO
【屋上】

ほむら「ワルプルギスの出現予測範囲はここよ」

杏子「なんでそんなことがわかんだよ」

ほむら「統計よ」

杏子「統計って…どうやって?前に来たなんて話聞いたことがねーぞ」

ほむら「…」

杏子「はぁ、だいたいさ。二人でなんとかなんのか?」

ほむら「それはやってみなきゃ分からないわ。試してみる価値はある」

杏子「1回しかないのにそんな適当でいいのかよ」

ほむら「そうね。1回しかないならね」

杏子「…?」

ほむら「気にしないで」

杏子「つーかどうせならよー、マミやさやかに助け求めたらどうよ」

ほむら「美樹さやかはともかく、巴マミは不味いわ」

杏子「は?」

ほむら「あの宇宙海賊に助けられるわけにはいかない」

杏子「それこそ強力な助っ人だと思うけどなあ」

ほむら「だめよ」

杏子「変なとこ意固地だよなぁ」

ほむら「彼はイレギュラーなのよ」

ほむら(そう、イレギュラー)

ほむら(今まで繰り返してきて、初めての異物)

ほむら(彼の存在が私たちに大きく影響を及ぼしてる)

ほむら(特にまどかに)

ほむら(まどかがああも男に媚びるメスの目になっているのは初めて見た…)

ほむら(羨ましい…)

ほむらはその視線が自分に向けられるのを想像した。

杏子「お、おい。よだれが垂れてるぞ」

ほむら「おっと、失敬」ジュルリ


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