天龍「ふと気になったんだけどよ。」
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287: ◆wO2YycwzMI[saga]
2017/03/13(月) 01:01:57.00 ID:V6dEb1JU0
ー那珂サイドー

加賀「!?全機散開、緊急回避!」

加賀が声を荒げ、それに驚き那珂が振り返った。加賀も赤城も表情を厳しくしている。

赤城「やられましたね・・・。まさかこれだけの数を一瞬で展開するなんて。」

加賀「彼我の比はおよそ5対3。数的不利な上にこちらは雷撃機。相手が旧型でも長引くなら・・・。」

赤城「こちらも対空戦隊を出します。」

言うや否や、矢継ぎ早に放たれた矢が「烈風」となり、天へと駆け上がった。
その数は約30。決して多いとは言えない。

那珂「え・・・それだけ?相手はさっきの「流星」の数の倍近くいるんでしょ?」

赤城「だったら対等ね。その間に距離を詰めましょう。」

加賀「直接目視できる距離までは最低でも近付きたいわ。」

2人で頷き合い、船速をあげた。


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