288: ◆wO2YycwzMI[saga]
2017/03/13(月) 01:02:45.95 ID:V6dEb1JU0
ー提督サイドー
提督「本格的に空戦が始まったな。そろそろ互いに目視できる距離か?」
目の前の画面には、上空で飛び回る「流星」と「九六式艦戦」が映っていた。
289: ◆wO2YycwzMI[saga]
2017/03/13(月) 01:03:34.36 ID:V6dEb1JU0
ー天龍サイドー
夕張「おっ、あれは「烈風」かな?じゃあそろそろ相手の艦隊も見えるかな?」
夕張が眺める先には30機ほどで編隊を組む戦闘機が見えた。
290: ◆wO2YycwzMI[saga]
2017/03/13(月) 01:06:57.69 ID:V6dEb1JU0
ー?ー
天龍が姿勢を低くし、波を立てないように前進している。だがその姿は他者からは見えない。完全に姿を消していた。
その後方上空では戦闘機が入り乱れていた。
291: ◆wO2YycwzMI[saga]
2017/03/13(月) 01:07:51.98 ID:V6dEb1JU0
ー那珂サイドー
那珂(そろそろ見えるかな?)
ジッと目を凝らす。辛うじて「烈風」が点で見えるかもしれないぐらいの距離である。
292: ◆wO2YycwzMI[saga]
2017/03/13(月) 01:08:50.96 ID:V6dEb1JU0
那珂「いやーん!あっぶなーい!」
那珂が声を上げ、伏せた。
砲弾は頭スレスレを通り、後方に並ぶ赤城と加賀の間で水柱をあげた。
293: ◆wO2YycwzMI[saga]
2017/03/13(月) 01:09:50.73 ID:V6dEb1JU0
ー提督サイドー
提督「天龍の有効射程範囲に入ったな。」
龍田「ここから天龍ちゃんなら、もっと距離を詰めるわよ。」
294: ◆wO2YycwzMI[saga]
2017/03/13(月) 01:11:06.59 ID:V6dEb1JU0
目が合った瞬間から、天龍の冷や汗が止まらない。
天龍(『光学迷彩アーマー』が看破された?ありえねぇだろ、おい!!こいつは・・・ヤバい!)
焦る。だがそれと同時に高揚する。そして思わず口角が上がる。
295: ◆wO2YycwzMI[saga]
2017/03/13(月) 01:12:01.09 ID:V6dEb1JU0
那珂「あっつ・・・ッ!?」
上空から襲いかかる火の玉をギリギリで躱す。だがその熱量に思わず顔を覆う。
その腕の隙間から見える砲弾。
296: ◆wO2YycwzMI[saga]
2017/03/13(月) 01:13:24.76 ID:V6dEb1JU0
ー提督サイドー
雷「あの動き・・・まさか・・・。」
提督の後ろで雷が目を見開く。
297: ◆wO2YycwzMI[saga]
2017/03/13(月) 01:14:16.56 ID:V6dEb1JU0
書き溜めはここまで。
那珂さんはきっと無数の武術を習得済みだと思うんだ。
298:名無しNIPPER[sage]
2017/03/13(月) 11:36:00.85 ID:iPNpsPdoo
グラップラー那珂
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