200: ◆wO2YycwzMI[saga]
2016/10/26(水) 01:32:49.13 ID:QwEBPsns0
そう言って漣はどこからともなく缶コーヒーとオレンジジュースを取り出した。
漣「一本いっときますか?」
提督「では遠慮なく頂こうか。」
缶コーヒーを受け取り、口にする。濃い苦味が口に広がった。
漣「でも、本当に珍しいですねご主人様。いつもなら業務が終わったら施設内をウロウロしてることが多いのに。」
オレンジジュースを口にしながら漣が尋ねた。
提督「最近涼しくなって来たからな。この時間ならここが適度に日も当たり、過ごしやすい。」
漣「あー成る程、二日酔いですね。」
提督「・・・そんなにわかりやすいか?」
提督が苦虫を噛み潰したような表情で言った。それを見て漣は思わず笑ってしまった。
漣「そりゃもう、ご主人様がお酒弱い事を知ってる娘達のなら直ぐに気がつきますよ!」
提督「むむむ。」
漣「何がむむむですか。でも、そんなご主人様も可愛くっていいと思いますよ?」
ニコッと微笑む漣のポケットからアラームがなった。
漣「おぅ!?こりゃあヤベェ、サボってたのがバレちゃったかなぁ。それじゃあご主人様、失礼します!」
焦りながらも笑顔でピシッと敬礼して漣は建物内へと戻っていった。
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