天龍「ふと気になったんだけどよ。」
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178: ◆wO2YycwzMI[saga]
2016/09/12(月) 08:36:04.09 ID:l0Rdb3fMO
微笑みながら鳳翔が大き目の徳利を1つ、お猪口を2つ、提督と武蔵の間に置いた。

武蔵「?お猪口が2つ・・・?」

武蔵が疑問を口にする。てっきり飲むのは自分だけだと思っていたからだ。

鳳翔「先程注文をされたのは、提督が口にする数少ないお酒の内の1つです。」

武蔵「なに?提督は下戸ではなかったのか?」

提督「下戸じゃない。ただ、好き好んで飲むほど強くないだけさ。」

驚く武蔵に、苦笑いしながら酒を注ぐ。

提督「滅多に飲まん。だからこれで許せ。」

お猪口を差し出す提督。それを聞いた武蔵も満面の笑みでお猪口を手にした。

武蔵「成る程、ならこれは特急以上の価値かもしれんな。」

小さくお猪口を鳴らし、2人で酒を煽った。口の中を優しい甘みが広がっていく。


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