87: ◆TPk5R1h7Ng[saga]
2016/08/01(月) 00:16:24.63 ID:RSmYo8h0o
俺「…で、ハルはこの後どうするんだ?」
ハル「貴方と一緒に…と言いたい所なのですが。まだやるべき事が残っているので、ギリギリまでそちらに尽力しようかと思います」
俺「………そっか」
ハル「貴方はどうするんですか?」
俺「そーだな…俺は俺で確かめたい事があっから、そっちが終わり次第…って感じか」
ハル「では…お互いやる事が終わってから、また会いましょう。終わらなくても、また虚獣との戦いで」
俺「あぁ………そうだな」
虚獣を迎え撃つその時までの、しばしの別れ………その前に………
俺は、ハルを強く抱きしめた。
ハル「わっ……あの…どうしたんですか?」
俺「いや、何となくこうしたくなってな」
ハル「じゃぁ、仕方ありませんね」
そして、ハルからもお返しとばかりに腕を回され…俺達は抱き締め合った。
ハルの存在を感じ……俺の存在をハルに伝え………
まるで永遠にその時間が続くかのような錯覚さえ感じる中で……
俺「んじゃ…そろそろ行くか」
ハル「……はい。そうですね」
俺とハルは…手を放し、それぞれの道へと歩き出した。
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