66: ◆TPk5R1h7Ng[saga]
2016/06/29(水) 23:35:37.61 ID:GNOPPyCco
●しんそう
俺「………で、こうして無事に目覚めたって事は…何とかなったって事で良いんだよな?」
どれだけの間眠って居たのだろうか…長い眠りから目覚めた俺の、第一声はそれだった。
ハル「最初に言っておきますが…皆、凄く怒っていました」
レミ「そうよ。で…アンタが中々目覚めないもんだから、怒りを通り越して心配に変わって…」
カライモン「こうして目覚めた事により、また怒りに戻った所だ」
俺「いや、結局怒ってるんじゃねぇかそれ!」
ハル「当たり前です」
カライモン「判って居たとは思うが…キミの中のダークチェイサーは、ディーティー君を元に戻した時のようには行かなかった」
ディティー「ハルとレミの力を借りて、辛うじて元のキミを再現する事には成功したけれども……」
俺「判ってる…元の、ただの人間の身体には戻れないんだろ?」
ハル「………はい」
俺「んじゃまぁ、それは良いとして…」
レミ「って、軽っ!?いや…アンタが良いんなら別に良いんだけど……で、何なの?」
俺「現状は…どうなってる?あれから虚獣は?この先出現する可能性は?」
カライモン「今の所、あれ以降の虚獣の出現は無い。だが…これから先の事は………」
俺「あぁ…そっか。神風が居ないから………」
カライモン「…………」
俺「多分……何となくなんだが、虚獣はまだ現れる。多分、一週間後の0時丁度。んで、ソイツが最後で…最強の虚獣だ」
レミ「多分とか言う割に、随分と具体的じゃない」
俺「何となくそれが判るけど、確証を持てない…って感じだからな」
ハル「だったら…その最後の虚獣に備えて、また色々しておかなければいけませんね」
カライモン「にしても……前回のあれを超える虚獣との闘いか。そろそろ私の奥の手用引き出しも厳しくなって来たな」
レミ「ちょっと、不安になる事言わないでよ。土壇場で奇策に博打を打つような戦いは、もうこりごりなんだから」
俺「いや………そればっかりは、俺達のスタイルみたいな物なんだからどうしようも無いだろ」
また一つ……世界の存亡を賭けた戦いを乗り切った俺達。
またいつものように、仮初の日常に戻り…また皆で次の戦いに備える。そんな、いつも通りの展開になる。
………そう思っていた…そう願っていたんだが………
何故だろうか…レミを見る度に、違和感を覚え………
俺の中の何かが、警笛を鳴らし続けているような気がした。
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