40: ◆TPk5R1h7Ng[saga]
2016/06/23(木) 23:00:44.93 ID:T5WbXjFvo
●くだけて
俺『さて………これだけやっても、まだ最初の3割近くが残ってやがるのか…』
事態が事態なだけに、事の顛末を見届ける事は出来なかったが…
レミ『しかもご丁寧に…まだ鯨の形状を保ってるのね』
ハル『先の虚獣戦でもそうだったけど…虚獣は、それぞれの大本の形があるみたいですね』
幸いな事に、俺の試みは見事に成功していたらしく…
カライモン『まぁ、何にせよ………攻撃手段の大半を失ったのは痛いが、ここまで削る事が出来たならば…後はゴリ押しで何とかなるだろう』
虚獣の攻撃を退ける事が出来たようで、地球も無事存在していた。
そして、虚獣に与えたダメージ自体も尋常では無く…
あとは、残った虚獣を削り切るのみとなった筈だっただが………
俺『となると、また俺のディメンションスレイヤーの出番に……………ん?』
ハル『…………どうしたんですか?』
俺『いや…具体的にどうって訳じゃ無いんだが……何か、嫌な予感が…』
レミ『ちょっと、止めてよね……この期に及んで…』
神風『いえ、残念ですが…その予感は当たっているようです』
ハル『………どう言う事ですか?』
神風『虚獣の残りの質量は……顕現時と比較して、9割………今までの攻撃で消失したのは1割で、しかも………』
レミ『ちょっと……ジョーダンきついわよ…』
カライモン『で…しかも………何だと言うのだね?』
神風『虚獣が………変質します』
神風が宣言するか否か……虚獣に異変が起きた。
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