206: ◆TPk5R1h7Ng[saga]
2017/06/05(月) 00:33:56.78 ID:eNPNLPQNo
ディーティー「それにしても………生命の尊厳って、一体何だろうね」
レミ「え?アンタが今更それ言っちゃう?」
ディーティー「そりゃぁ言いたくもなるさ。コロコロ死んでホイホイ生き返って…一体どこまで命が軽くなるのやら…」
俺「いや、身も蓋も無ぇ事言っちまうが…俺なんて命に限らず、尊厳踏み潰されまくってとっくにボロボロのコナゴナだぞ?」
カライモン「キミに限っては、それが芸風なのだから仕方が無いだろう」
俺「いや!芸じゃねぇよ!?」
ハル「えっと、話は逸れてしまいましたけど…ディーティーの疑問には、答えられますよ」
俺「マジか」
ハル「はい」
ディーティー「じゃぁ…聞かせて貰えるかい?」
ハル「尊厳よりも、もっと大切で尊い想いがあるから…尊厳を軽く飛び越えて、それが出来る。そしてそれこそが…何よりも一番大事な事だから」
ディーティー「この上無い程に詭弁だね」
ハル「それでも…間違いでは無いと信じてる」
ディーティー「はぁ……まぁ納得出来ないって言った所で、ボクには止める権利も力も無い訳なんだけど…良いさ、今回は折れておくよ」
俺「また偉そうに……」
レミ「…もう一回りして、あれはあれでディーティーらしいって諦め入ってるアタシが居るわ」
俺「あぁ…うん。その気持ちは俺も何となく判る」
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