205: ◆TPk5R1h7Ng[saga]
2017/06/05(月) 00:23:56.39 ID:eNPNLPQNo
カライモン「時間経過の速度倍率設定及び、光と闇の核の機構…その他諸々の移植と、先の細工に用いるシステム構築の準備だよ」
レミ「えっと…聞いときたいんだけど、その他諸々の部分って例えば何?」
カライモン「本体が消失したせいで、大きな力は残って無いが…まず無の力。後はスピリット…彼が隠し持っている、卵形態の神風君とかだね」
俺「………ばれてたのか」
カライモン「ばれるも何も…スピリットが物理攻撃で消滅しない事くらい、判りきっていた事だろう」
レミ「あ…そう言えばそうよね」
カライモン「大方、後で驚かせようとでもしていたのだろう。再生のために卵状態に戻った神風君を確保していた事くらい想定内だ」
俺「…ってお前、その手に持ってる青い卵………あぁ、そう言う事かよ!そりゃ、判って当然だよなぁ!!」
カライモン「一緒にしないでくれ給え。此方は此方で、この状態にまで復元するだけでも大分手間がかかったのだからね」
俺「ったく……まぁ…二人に関しちゃぁ、新しい世界に居た方が早く回復するとして…」
ハル「後は…光と闇の核のお二人は………」
光の核『我らは……』
俺「とりあえず…俺ん中に居て、経過観察ってぇ事で良いんじゃないか?」
闇の核『それは………』
俺「やるべき事をやり終えて、この世に未練が無くなったから成仏……なんてのは、あんまり関心しねぇぜ?」
光の核『………』
闇の核『………』
俺「って訳で…もう少しくらい俺達に付き合っても罰は当たらないだろ」
光の核『すまぬ…感謝する』
闇の核『私からも…ありがとうございます』
俺「良いって事よ」
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