184: ◆TPk5R1h7Ng[saga]
2017/05/30(火) 21:59:06.16 ID:9F7gUopAo
レミ「あ、でも…このまま戻っちゃって良いの?ウロボロスって結局どうなったの?」
銀髪の男「ぁー…それな?本来なら、そこのソイツが自力で絶望を乗り越えた後、自分の存在と引き換えに世界を救う…って流れだったんだが…」
俺「えっ…そんな流れだったのか?」
銀髪の男「まぁ、俺の方で後始末しとくから心配すんな」
ハル「お任せしてしまって良いんですか?」
レミ「って言うか…元を辿れば、アタシ達が自分で解決する必要があったからこんな事になってるのよね?」
俺「そう言やそうだ!アンタが何とかしてくれるんだったら最初っから―――」
銀髪の男「最初っから俺が出て来てれば…ってのはお門違いだぜ?」
俺「えっ?」
銀髪の男「当初の予定通りだったら…ここまで細かく踏み込まねぇで、サクっと全部まとめて終わらせてたからな」
レミ「だったら何で……」
銀髪の男「他でも無ぇ、手前ぇらだ」
レミ「え?」
銀髪の男「手前ぇらがここまで踏み込んで、足掻きに足掻いたからこそ…俺も引っ張り出されて、こういう結果になったんだ」
ハル「つまり………」
銀髪の男「手前ぇらの行動が、結果的にこの現状…ハッピーエンドを掴み取った…って言っても良いんじゃねぇか?」
俺「それこそ詭弁じゃ……」
銀髪の男「それに……手前ぇらだけに任せっ放しにしてたら、夕方の大安売りまでに離れられなくなっちまうしなぁ」
俺「……………」
あ、今物凄くツッコミたい。
レミ「そっか、それなら良いわ」
俺「って、鮮やかにスルーした!?」
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