163: ◆TPk5R1h7Ng[saga]
2017/04/25(火) 16:02:33.61 ID:/Xz7vhnao
無の核『ウロボロスは…そもそも、物質的な病原菌でも無く…ましてや世界の仕組みでも無いんだ。あれは………っ…!』
俺「あー……ちくしょう!!様式美として突っ込みたい事や聞きたい事が山ほどあるが、今は省略してやる!!早く続けろ!!」
レミ「えっ!?そこ省略しちゃうの?」
ハル「今は一刻を争う時だと思うから…ね?」
無の核『世界の枠を超え…より上位の存在から干渉する、恐らくは………淘汰と言う現象その物なんだ』
俺「んで…その上位の存在をどうにかするには、一体どうすりゃぁ良いんだ?」
カライモン「いや、簡単に言ってくれるが…上位存在への干渉など、そう簡単には行えんだろう。それこそ、幾つもの条件が…いや、そうか」
無の核『そう……これが偶然なのか…必然なのかは、判らないけど………不可能では無いんだ』
俺「…って、だったら勿体ぶってねぇで早くその方法を教えろよ!!」
無の核『勿論教えるさ…でも、その前に一つ……キミに確認しておきたい事があるんだ』
俺「だったらそれも早くしろ!何でも答えてやんよ!」
無の核『じゃぁ聞くけど………』
と…散々勿体を付けた所で、俺を見据える無の核。
そしてその口元が、再び僅かに動き………俺に問いかけて来た。
無の核『キミは………絶望に染まる覚悟があるかい?』
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