159: ◆TPk5R1h7Ng[saga]
2017/04/25(火) 14:11:11.27 ID:/Xz7vhnao
●おしえて
無の核『こん……な…事………ボクは…認め……無い…っ』
自身の大半を消失し…存在自体が希釈され、その維持すらもままならなくなった無の核。
長くは持たない…このままの状態で放置したとしても、形勢が覆る事は無い。それは誰の目から見ても明らかだった。
俺「いい加減認めろよ。お前はやり過ぎた…んで、そのツケが回って来たんだよ」
無の核『認められる…か!納得できる物か!!何で…何でキミが虚獣を……』
俺「コイツを浸食した時、そのまま俺ん中に取り込んだ」
無の核『じゃぁ…そもそも……何で…虚獣が…ボクに対する…決定打になると……判った』
俺「判ったってーか…思い出したんだよな。俺達の…最初の最初、全部の出来事が始まるきっかけをな」
レミ「きっかけって言うと…えっと、ロストがアンタを襲った所よね?」
俺「いや、もっと前だ。俺が巻き込まれる以前に、神風が……」
レミ「闇の核の一部を奪って、その中に無の核の一部が潜んでて…その際に神風が無の核の干渉を受けて……あ!そっか!!」
俺「そうだ…神風が闇の核にしたのと同じ事を、今度は虚獣が無の核にすれば良い…って訳だが」
カライモン「ちなみに、補足しておくならば…同じ力を持った、根幹を食らう竜でも同じ事が出来た訳だが…さぁ、続け給え」
ハル「その手段と可能性を…隠蔽されていたんですよね。虚獣やスピリット自身…そして、私達を利用する事で」
無の核『…………』
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