勇者「ハーレム言うなよマジで」戦士「5だぞっ!」
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384: ◆3VOBH3KJAk[sage saga]
2017/01/12(木) 23:44:35.83 ID:rzvbRsok0
ヌギヌギ

勇者「あの同士戦争や乾きの壷の話と何か関係が?」

エド「はい。あの壷は、古来にスーの巫女が我が国の女王様に頼んで創ってもらったものなのです」

勇者「へぁぁ……って、女王様っておいくつなんです?」

エド「ふふ内緒です……でっけえ!!!!!!!????」

勇者「えぇっ!!?な、っ、なんですかいきなり!!!?」

エド「い、いえすみませんなんでもないです」

エド「話を戻しますが、その壷を同士戦争により失った我が村の人間達が女王様へ助けを乞うたのです」

エド「すると、女王様は『暴れ川の治水の魔法を巫女に託す。数年間巫女を私の元へ置きなさい』と皆に言い渡しました」

勇者「……なるほど」

エド「それからこの村の巫女達は代々、先代の巫女が川の底に込めた魔力が消え去る前に女王様の下へ修行に行っているのです」

エド「その今代の巫女が……彼女。スー勇者なのですよ」


ザプッ


勇者「……そっか……」

勇者(スーちゃん……そんな役目を……)


―――――――――――


スー勇者『ご主人様!』


―――――――――――


勇者(今度うんざりするほど甘やかしてやろう)

勇者「……あと、知りたい事があるんです」

エド「なんでしょう?」

勇者「スーちゃんに聞いても、話してくれなかったんですが」


勇者「スーちゃんを僕なんかに任せたその“女王様”、スーちゃんの言う“お師匠様”」


勇者「……一体何者なんですか?」

勇者「なんで僕なんかにスーちゃんを仕えさせたんですか?」

エド「…………残念ながら、女王様の正体は言えません」

勇者「えぇっ……理由を聞いてもいいですか?」

エド「本来なら先ほど言った我が国の事も秘匿事項なのです。あなただから話した」

エド「ですが、その女王様の全貌の話が漏れれば必ずあの方の身は危うくなります」

エド「ご主人様にも、あの方の事はお話できません。……ですが」


エド「近々、必ずあの方と貴方様は相見える事になります」


エド「その際には……女王様は長い間病魔に侵されている身」


ペコッ


エド「何卒、ご配慮を」




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